ランタン

キャンプ用ランタンを紹介!種類や明るさなど選び方やおすすめなど!

ランタンの選び方

キャンプやアウトドアで使うランタンについて、種類や明るさなどランタンの選び方を解説します。個人的に使っているおすすめの物や人気の定番ランタンなどもピックアップして紹介!参考になれば幸いです。

キャンプ用ランタンの選び方

キャンプ用ランタンの選び方
キャンプ用ランタンの選び方

キャンプには欠かせないアイテムのひとつであるランタン。夜のキャンプ場を照らすだけでなく、雰囲気作りにも一役買ってくれるランタン選びはとても重要です。本記事では、キャンプ用ランタンの種類や明るさ、選び方について詳しく解説し、おすすめの製品もご紹介します。

ランタンの種類と特徴

ランタンの選び方
ランタンの選び方

ランタンには大きく分けて4種類あります。

  • LEDランタン
    発光ダイオード(LED)を光源とし、電池や充電式バッテリーを電源として使用します。消費電力が少なく長寿命で、明るさの調整が可能なモデルも多いです。軽量でコンパクトなので持ち運びが便利。
  • オイルランタン
    灯油やパラフィンオイルを燃料として使用します。昔ながらの温かみのある光が特徴で、雰囲気作りに最適です。ただし、火を使うため取り扱いに注意が必要です。
  • ガソリンランタン
    ホワイトガソリンを燃料として使用。他のランタン比べて明るいのが最大の特徴。ガソリンと火を使うため持ち運びも含めて取り扱いに注意が必要です。サイズも大きめ。
  • ガスランタン
    ガスランタンは、OD缶やCB缶などを燃料として使用。点火が簡単で明るいのが特徴。本体はコンパクトですが、ガス缶が必要になります。マントルを燃やすタイプと直接火が点灯するタイプがあり、マントルを燃やすタイプは初期に炭化の作業が必要になります。基本的には扱いやすい部類のランタンです。
項目LEDランタンオイルランタンガソリンランタンガスランタン
光源LED炎(灯油)炎(ホワイトガソリン)炎(液化ガス)
明るさ100〜1500ルーメン程度100~3000ルーメン500~3000ルーメン程度500~3000ルーメン程度
電源・燃料電池や充電バッテリー灯油やパラフィンオイルホワイトガソリンガス缶(OD缶・CB缶)
サイズ軽量・コンパクトやや大きめ大きめコンパクト〜大きめまで
点灯・着火電源ONのみで簡単ポンピング(気化)が必要な機種と
そのまま点火するタイプがある
ポンピング(気化)が必要割と簡単だが、マントルタイプは
1度目だけ炭化が必要
連続使用時間長め(電池・充電容量に依存)長め(燃料に依存)長め(燃料に依存)短め(燃料に依存)
その他の特徴モバイルバッテリーとして使える温かみのある光高い光量点火が簡単、高い光量
ランタンの比較表(※実際は商品によって違います)

ポイント

初心者向けにはLEDランタンとガスランタンが手軽で使いやすい物が多いのでおすすめです。オイルランタンやガソリンランタンは高性能だったり、雰囲気が良かったりしますが、使い方に慣れが必要だったり、メンテナンスなどが必要なので好みによって選ぶと良いです。また、ランタンが1つだとカバーできないエリアもあるので、できたら光量が低めでも良いので1~2個ぐらいサブランタンがあると便利です。

ランタンの明るさについて

各種ランタンの比較
各種ランタンの比較
  • 明るさと範囲
    キャンプの目的や場所によって、必要な明るさや照らす範囲が異なります。テーブルや室内なら100ルーメン程度で十分ですが、広い空間を照らす場合はは300ルーメン以上が必要。またキャンプサイト全体を照らすメイン用は1000ルーメン以上が欲しいところです。
  • 電源・燃料タイプ
    電源や燃料でランタンの取り扱いや持ち運びが変わります。LEDランタンは電池や充電式が主で、持ち運びが楽です。ガスランタンは燃料を別途持ち運ぶ必要がありますが、明るさが高いです。ソーラーランタンは充電が必要ですが、電源が不要でエコフレンドリーです。
  • サイズと重量
    キャンプのスタイルや移動手段によって、ランタンのサイズや重量が重要になります。軽量でコンパクトなものを選ぶと、持ち運びが楽になります。ただし、明るさや機能性を犠牲にしないように選ぶことが大切です。
  • 機能性と耐久性
    防水性能や耐衝撃性などの機能性や耐久性も重要なポイントです。また、明るさ調整機能やUSB充電ポートなどの追加機能があると便利です。

明るさの単位

ランタンの明るさは、ルーメンという単位で表されます。ルーメンが高いほど明るいです。他にも明るさの単位はルクスやカンデラ、ワットなどを使いますが、単純に比較できない場合もあります。

  • 100ルーメン以下:周囲が暗い場所での簡単な作業や、近距離での読書やゲームに適しています。
  • 100〜300ルーメン:テント内を照らすには十分な明るさです。作業や料理などにも適しています。
  • 300〜500ルーメン:比較的広い範囲を照らすことができ、キャンプサイトの一部や周辺を照らすのに適しています。
  • 500ルーメン以上:非常に明るく、周囲を広く照らすことができます。キャンプサイト全体など、広い範囲を照らす場合に適しています。
白熱電球20W40W60W80W100W200W
ルーメン(LM)200 - 300LM400 - 600LM600 - 900LM800 - 1200LM1000 - 1500LM2000 - 3000LM
白熱電球(W)に対するルーメン(大体)

おすすめランタン

おすすめランタン
おすすめランタン

LEDランタン

最近は高性能なLEDライトも多く、手軽でコンパクトながら1000ルーメン以上の明るいアイテムも増えてきました。メインランタンとしては、少し弱いかもしれませんが、2個ぐらいあると通常のテントサイトぐらいであれば問題ないと思います。モバイルバッテリーとして使えるものもあったりと便利なのがLEDランタンです。

ML6(レッドレンザー)

ドイツのLEDライト専業メーカーがレッドレンザー。充電式電池が使われているので繰り返し使えます。また緊急時は通常の電池も使えるという設計なのが便利。メインランタンに使う光量はありませんが、小型ながら500ルーメンと十分に明るいので、テーブルやテント内で使う分には非常に良いです。

エクスプローラー EX1300D(ジャントス)

定番のLEDランタンの1つがジェントスのエクスプローラーシリーズ。自宅に1つはあるって方も多いんじゃ無いでしょうか。色んなスペックのラインナップがあり、このEX1300Dは1300ルーメンとかなり明るいです。別途、単一電池4本が必要です。

BEAMS(ヤエイワーカーズ)

ド定番のルーメナーと似たようなスペックながら、手頃なのがヤエイワーカーズ「BEAMS」。実際に使ってますが、1泊程度のキャンプぐらいでしたら十分に持つバッテリー容量です。1200ルーメンあるので、かなり明るいのも良いです。コンパクトで手軽に使えるのが非常に便利。

たねほおずき(スノーピーク)

最大60ルーメンしかないので、暗いLEDライトですが、テント内で使うのにちょうど良い優しい明るさです。無段階調光ができるので、就寝時に最弱にしておけば眠りを妨げる事もなく良い感じ。マグネット式の吊り下げ具が使いやすく、連続点灯時間も非常に長いので1つあると便利。

ガスランタン

CB缶やOD缶をセットするだけで簡単に使える手軽さと、明るい光量が魅力的なのがガスランタンマントルを燃やすタイプと、キャンドルのように直接火をつけるタイプがあります。マントルを燃やすタイプの方が明るく、直接火をつけるタイプは、明るさはそれほどではないですが、見た目や雰囲気が非常に良く燃料消費も少ないのが良いです

ギガパワーランタン 天 オート(スノーピーク)

ギガパワーランタン天オートは、80W(1200~1300ルーメン程度)と明るいランタン。燃料缶を外すとかなり小さいので持ち運びにも便利。

2500ノーススターLPガスランタン(コールマン)

最大1500ルーメンと非常に明るくて人気なのが2500ノーススターLPガスランタン。広めのマントルが明るさの秘訣。ガソリンバージョンもあります。

ギガパワー 2WAYランタン(スノーピーク)

廃盤になってしまいましたが、CB缶でもOD缶でも使えるのが便利な使い勝手の良いガスランタン。90W(最大1400~1500ルーメン)と明るいので、大きなキャンプサイトだと足りない場合はありますが、それでも十分に明るいのが良いです。

ガソリンランタン

基本的にはホワイトガソリンという純度の高いガソリンを使うランタン。他の種類のランタンと比べて光量が高いのが特徴です。また、寒冷地などでも問題なく燃焼するので季節を問わずに使えるのも良い点。それと、ガソリンランタンはコールマン製の一択になります。

ワンマントルランタン(コールマン)

コールマンの代表的なガソリンランタンが「ワンマントルランタン」。130W相当(2000ルーメン以上)の大光量でキャンプのメインランタンとして申し分ない明るさを発揮してくれます。キャリングケースも予め付属しているのが良いです。

オイルランタン

加圧式と直接火をつけるタイプがあるオイルランタン。灯油やパラフィンオイルなどを使うので、燃料コストは割と低いのが良いです。大光量のものもありますが、基本的には温かな光など雰囲気を楽しむ面が大きいと思います。

ペトロマックスHK500(PETROMAX)

ドイツの老舗オイルランタンメーカー「ペトロマックス社」の人気ランタンがHK500。本体価格はオイルランタンとしては非常に高価ですが、燃料に灯油を使うので運用コストは手頃。重厚な見た目や圧倒的な光量が魅力的です。加圧式なのでポンピングが必要だったり、部品数が多く初心者向けでは無いですが、そういう面倒くささも含めて道具としての所有感などは非常に高いアイテムです。

ハリケーンランタン D78(デイツ)

ハリケーンランタンの代表的なアイテムがデイツのD78。7カンデラ(ロウソク7本分)と、決して大きくない光量ですが、ほのかな灯りが良い雰囲気を醸し出してくれます。

お気に入りのランタンを見つけよう!

キャンプ用ランタン選びでは、明るさや範囲、電源・燃料タイプ、サイズと重量、機能性と耐久性など、様々なポイントを考慮することが大切です。また、自分のキャンプスタイルや目的に合ったランタンを選ぶことで、快適なアウトドアライフが楽しめます。お気に入りのランタンを見つけましょう!

  • この記事を書いた人
わたし

tent管理人

キャンプと釣りが大好きで、暇があっても無くても出かけています。アウトドアギアも大好物!気になるアイテムや場所、購入したもの、使ったものなどのレビューや感想などを紹介しているブログです。

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